【レビュー】クラスクラフト / Class Craft
2~4人用 15~25分 8歳~ --- 中間テストと期末テストで好成績を目指す、勉強カードゲーム。ハムファーム同様、カード配置が主要メカニクスです。軽ゲーの割にスゴイ戦術的なゲームなのでレビューします。 舞台は中学校。プレイ人数だけクラスがあり、4人プレイでは2×4、3人プレイでは2×5、2人プレイでは2×6の座席となる教室を作ります。 手番では、3枚の手札から1枚の生徒カードを手元に出すだけ。最終的には、例えば3人プレイでは、2×5の長方形になるように、10手番繰り返します。 生徒カードには、教科アイコンが、カードの上下に5つずつ書かれており、必ず、3つの得意教科と2つの2番目に得意な教科になっています。前列の座席に置かれた場合は上の5つを、後列に置いた場合は下の5つのアイコンを参照します。また、カードは4色に分かれており、赤=国語、青=数学、オレンジ=社会、緑=英語が、得意な教科アイコン(上下とも)3つになっています。 ↑ この中学校は6時間授業。国語、数学、社会、理科、英語、自習。 自習は、教科(先生)を変えたプレイヤーが好きな教科を指定できる。 これらの教科担任カードをシャッフルし、1枚捲ってスタートします。 カードの出し方は、隣接義務などはなく、長方形のどこからでも配置していくことができます。1巡目だけは、前列に置かなければなりません。 ゲームの得点となる中間テストは、この座席の横一列、3人プレイなら、前列か後列どちらか5枚揃った瞬間行ないます。現在授業中の教科のアイコンを数えるだけです。この中間テストは、5枚揃った時なので、各プレイヤーの手番、バラバラのタイミングで行なうことになります。 ところで、生徒カードはなぜ教科の数5色ではなく、4色なのでしょうか? それは、理科の色がないからです。つまり、この学校には、理科が得意な生徒は一人もいません笑 期末テストは、終了時全員で受けます。その時の授業科目のアイコンを、前列は上の5つのアイコンから、後列は下の5つのアイコンから全て数え、合計します。 さらに、このゲーム、得意科目の生徒達を班にすると得点が加算されます。縦または横のペアごとに1点が入りますが、重複OKなので、例えば同じ色のカードを2×2の正方形...