【レビュー】私はロボットではありません / I'm Not a Robot

3~8人用
30~30分 
12歳~


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星8

ボドゲ500種を所有し、軽〜中量級を中心にプレイするゲーマーの感想です。ボードゲーム会にて、4人で遊びました。2025年7月









【どんなゲーム?】

正体隠遁系の連想/推測のボードゲームです。

ロボット役とそれ以外の役割のいずれかになって、9枚の公開画像をネタにロボット役を特定する事を目指します。

勝利条件としては、ロボット役が知らない情報を巧く使ってそれが誰なのか特定する。もしくは、ロボット役になった場合は2通りあって、他プレイヤーに紛れる or カミングアウトして対象の画像がどれかを言い当てるのが目標になります。

それぞれ役割を達成したら得点がもらえます。(今回はエンドレスに遊んだので終了ルールは不明。)






(9種類の画像が並びます。ロボット役以外はターゲットになる画像を知っている状態。ただし、誰がどの役割かは分からない。)




【感想】

軽く遊べて面白いですね。

周囲では「ワードウルフ」と比べられる事が多いです。実際プレイしたところ、自分は「ディクシット」を思い浮かべました。

ディクシットは拡張パックが出まくっている事からも、その支持が高い事が分かりますが、カードが全部「イラスト」なのが良くも/悪くもなところがあります。

その点、「私ロボ」は全て「写真」の構成なので、ディクシットと似たプレイ感ではあるものの、システムの違いもあって新鮮に遊べました。

「私ロボ」は手持ちの写真を使っても楽しめると思うので、いくつかお気に入りの写真をプリントアウトしておいて、9枚の画像のひとつと入れ替えて使うと盛り上がると思います。




ただ、こちらはトレンドのネタ(webでロボットか否か判定される認証)を入れているので、いずれパロディとして古くなるかもしれません。

となると、今後10年、20年と遊ぶならディクシットに軍配が上がります。こちらは、「感性共有の遊び」のエッセンスだけになっているので、古くなる事は無いように思います。




少々気になった点としては、公開されている「画像」を表現する言葉として、いくつかの鉄板ワードを使えばそれだけで完結しちゃう事です。

例えば、「色/カラフル」、「生き物」、「ホビー」、「2」など、それさえ言っておけばなんとかなる系の言葉が見つかってきます。

今回のゲームでは鉄板ワードが見つかるたびに殿堂入りとして使用禁止にしてましたが、実際のプレイの状況に応じて追加ルールを設けてチューニングして進めた方が良さそうです。




自分としては、どっちも好きだけど、ディクシットの資産をたくさん持っているので、それで我慢かなー。




⚫︎良い点

簡単なようで、そこそこ考えどころもある。

画像の共通点を連想/推理する軽めのゲーム。

自分の写真も混ぜて遊べるかも。




⚫︎気になる点

鉄板ワードが出てくるので、場合によっては軌道修正しながら遊んだ方が楽しめる。

同梱の画像カードがもっと欲しい。あと3倍くらい。




⚫︎悪い点

特に無し。
ボドゲーマで購入可能


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